爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

雑草Zさんのブログ「雑草の言葉」で「オーバーシュート(行き過ぎ)」という題で持続不可能について論じられました。

以前から参考にさせて頂いている、雑草Zさんのブログ「雑草の言葉」で、「オーバーシュート」と題して現在のほとんどの事象がすでにオーバーシュート(行き過ぎ)の状態に入っており、引き返すことが不可能だということについて論じられいました。

zassou322006.blog.fc2.com

雑草Zさんは現状の人類文明、経済社会等の認識でかなり私と近いものがあり、常に目を開かせられることを書いておられます。

 

社会のあらゆる事象が持続可能であるとは、少々の振れがあってもまた定常状態に収束することを意味するのですが、これが現在ではまったく誤用されており、「持続可能な経済成長」などという無意味な書き方までまかり通るという状態です。

 

しかし、雑草Zさんが最初に例として挙げている、世界人口などはもう明らかに行き過ぎであり、今後大きな混乱に陥ることが必須です。

それを分かりやすいグラフを交え説明しています。

 

オーバーシュートになっているのは人口だけではありません。

以下に引用するように、食料生産や環境、資源、汚染など、もはや復旧不可能なほどになっているということです。

現在、世界では、地球規模の行き過ぎから破局に至る危険のあるもの(資源)で溢れています。漁業や農業などの食糧生産、野生動物、森林、工業の原料、汚染物質のシンク、そして経済、人口・・・。

 

もうカタストロフィも決定的なのですが、少しでもその際の混乱を減らすためにはすぐさま思い切った対応を取らなければならないのですが、相も変わらず金さえ出せば何とかなるといった考えばかりが聞かれます。

その金ももう危なくなっているのですが。