昨年このような事故が起きた際も信じられない思いがしたのですが、それが再発というさらに信じがたいニュースです。
運転していたのが園の理事長、他にも添乗の女性、どちらも70代ということですが、認知機能に異常があったわけでもないでしょう。
しかも車はワゴン車タイプというからそれほど大きなものでもなく、簡単に車内の点検もできるはず。
何人乗せて何人降ろしたか、最低限それは認識している必要がありますが、それ以上に子どもを降ろした後に車内に異常がないか、点検し確認するのが当然すぎるほど当然の行為のはずです。
しかも複数の担当者が居るならダブルで点検確認を行なうというのも基本でしょう。
子どもの置き去りという最悪の結果ですが、それ以外にも車内の異常というのはいくらでも考えられます。
それを毎回確認するのは必要不可欠のものであり特に人に大きな被害をもたらすこともおある交通機関の場合はさらに不可避のものです。
ここまで日本の社会が劣化したということでしょうか。
幼稚園もまともな運転者を雇う余裕もなく、不慣れな理事長が出ていかなければならないということでしょう。
しかしそれでも最低限守らなければならないことはあります。
可愛い盛りのお子さんを亡くされたご家族の悲しみは想像しただけでも胸が詰まります。