爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

何が争点かもはっきりできないまま、どうせ自公政権与党が勝利

参議院選挙の告示も迫りましたが、各政党は街頭演説やテレビ出演と主張を繰り広げています。

ただし、どこがどうなのかよく分からないままです。

おそらく政治家自身も分からないまま話しているのでしょうから、聞いている方も分かるはずもありません。

 

物価高というのがかなり大きな問題のはずですが、ウクライナとコロナに責任転嫁でしかも世界各国よりはまだ日本はマシということでこれが政権の業績かのように言っています。

 

ウクライナ関連では安全保障の強化というのはアピールポイントなのでしょう。

アメリカの軍備を高額で購入することが本当に防衛力(軍事力と言え)強化になるのかどうかも論点とすることもなく、ただただ金を使う(アメリカに儲けさせる)ことだけが目的のような軍事力強化(いや軍事費増額だけ)を主張しています。

 

野党もぐちゃぐちゃ、何でも反対野党からの脱却などと、一見カッコよいことを言っているものの、これまでも自民すり寄り政党がどういう結末になったか、覚えていないのでしょうか。

ともかく、自民政権などに何一つ賛成できることはないはずなので、「何でも反対」野党というのは当たり前の存在であり、自民政権に賛成できることがあるという時点でその政党は終わっているということでしょう。

 

ただし、とはいえ野党勢力の主張もほとんど賛成できるものはありません。

こんな野党だから投票する気にもなれないというのも仕方ない状況です。

とはいえ、だからと言って自民に入れる気には毛頭なれず、脱力感のみ。

 

憲法改正、とはいえほとんど9条のみ、に賛成の候補が過半数とか。

あっという間にこのような事態になりました。

この先も急坂を転げ落ちるようになるのでしょう。

老い先短い我が身ですが、どうやら生きている間に日本の破滅を見ることができるかもしれません。