爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

今になって日銀黒田総裁の発言に反応、結局この日本は「身近な話題」にしか反応できない連中の集合体。

日銀の黒田総裁が、「家計は値上げを受け入れることができる」と発言したことに対し、多くの批判の声が殺到したということで黒田総裁は発言撤回したということです。

news.yahoo.co.jp

 

しかし黒田のやってきたことのすべては日本経済を根本から揺るがせかねない安倍政治やその継承者への過度の迎合であり、そちらの方が百万倍も罪が重いのですが、それには全く反応してこなかったのが国民とメディアでした。

 

それが口が滑って「家計」に及んだらこの過剰?反応。

結局、自分たちの財布に直接手を伸ばしてくる感覚が感じられなければ何も反応できないほど、知識も想像力も欠如しているのが日本の国民なんでしょう。

だからこそ、あの最低最悪宰相や次点、次次点宰相がでかい顔をしてのさばることができているのでしょう。

 

まあ慢心の塊のような日銀総裁で、その本心が漏れ出せばあのような発言になるのでしょうが、彼の罪はそれ以外のところにたくさんあります。

そういったことをきちんと考えるべきなんでしょうが、もう日本人には無理な事なんでしょうか。