爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

TBSの番組での出来事、自民党総裁選で騒ぐのは仕方ないことなのか。

いつも楽しく拝見しているよんばばさんのブログ「あとは野となれ山となれ」でTBSの番組について触れられていました。

hikikomoriobaba.hatenadiary.com

 

夜のドラマの方はまったく興味がないのですが、昼の番組での出来事は私も時々見る番組ですので、興味あるところです。

 

よんばばさんは八代の暴言の陳謝を見たかったのですが、その前に自民党総裁選についての部分が延々と続くのを嘆いていました。

 

自民党の総裁を選ぶということについては、任期があるということ、それがちょうどコロナ禍の最中であっても安易に延長などはできないということ、こういう時期だから選挙などはせずに密室で決めようなどと言うかつての悪弊には絶対戻れないということなどは変えようもない話であり、実施は粛々とされるべきだということは確かでしょう。

 

ただしそれをテレビ番組で長時間かけて報じるのが妥当かどうか。

公職の選挙ではないので、いくら国民に報じたところで結果には関係ないという見方もあるでしょう。

 

しかし、現状では自民党総裁がそのまま日本国総理大臣になることは確かであり、国民がそれに関心を持つことは当然です。

 

なおかつ、テレビ番組で候補者の正体がバレ?それで国民の世論が高まった場合、自民党内の選考に関与する連中に対しての圧力が多少は生まれることもあり得ます。

 

まあ、無駄ではないんでしょうが。

 

こういう状況が続くと、「やはり首相公選制が必要では」という考えも生まれます。

 

議院内閣制で衆議院の第一党が首相を選ぶという制度は政治を安定させる効果は強いものがありますが、地域の振興だけを訴えて当選した議員たちが日本の政治を執り行う首相を選ぶという大きな食い違いの原因でもあります。

 

現在の制度に安住することなく、より公正で効果的な方策はないかと考えることが必要でしょう。

 

さて、問題の八代暴言の陳謝ですが、よんばばさんもあまりにも短く内容も無いと酷評でした。

NHKで政権の本当のことを言ったキャスターは更迭されましたが、TBSではまったく間違った発言で共産党を誹謗しても一片の形だけの陳謝で構わないということでしょう。

それにしても八代って、名前からして嫌な奴。熊本県八代市とは何のかかわりもありません。