爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

経済安全保障法成立、政府の関与が強まるそうだが、無能な政府が何を関与しようというのか。

経済安全保障法が成立しました。

半導体レアメタルなどの重要な品目を特定の国に依存することにより、供給が滞る事態になった時には我が国の経済に大きな影響が出るのは確かですが、それを避けるために国が関与するということです。

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しかし引用した福井新聞の諭説にもあるように、国が恣意的運用をする危険性も強くどのような事態になるのかも不透明のようです。

 

国が「恣意的運用」といえば、政権中枢部の自分たちの利益だけを考えたコロナ対応の記憶も新しいところで、そのような政権にさらに有利になる武器を与えたようなものでしょうか。

 

「国のため」の行動では非常に無能な政府や官僚に何を委ねられるのか。

国会での議論もあまり期待もできないものでしたが、あらかじめ糾弾すべきマスコミも論議は低調なまま成立してしまったようです。

せめておかしな運用がされたらきちんと報道をしてもらいたいものです。