ゲノム編集食品をめぐり対立が起きていますが、これまでも遺伝子操作食品などでの深刻な対立が起きていたのと同様の状況のようです。
こういった問題について、2016年にアメリカで「FOOD EVOLUTION」というドキュメンタリー映画が作られました。
これは遺伝子操作したパパイヤやバナナの栽培をめぐり研究者や市民が対立している様をスコット・ハミルトン・ケネディ監督がドキュメンタリー映画としたものです。
この映画の上映会の開催を、「フードニュースオンライン」の小島正美さんが主催するフードエボリューションファンサイトというところで進められているそうです。
こういった論争が起きる時には必ず専門家の学者同士の論争があり、そこに市民が加わって大きくなります。
そういった様相を議論の場面も含めて収録されており、興味深いものだということです。
上映会は会場さえ用意されれば費用負担はなしでできるそうです。
興味のある方は
【映画 FOOD EVOLUTION ファンサイト】 遺伝子組み換え作物に関する映画実行委員会
をご覧くださいということです。
遺伝子操作やゲノム編集と言った技術に対する疑問を持つのは自由ですし、それを表明するのも当然の権利ですが、業務妨害や脅迫ともとれるような行動に走るのは困ったものです。
あくまでも科学的な議論を進めてほしいものですが、アメリカでもそうは行かないということが映画になっているようです。