爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

G7で菅首相が他の首脳たちから置いていかれる写真の題を改変してツイートすると何罪になるか。

G7での首脳たちの記念撮影の際の報道で、共同通信社が配信した写真に添えられた文章「記念撮影を終え手を振る菅首相」というものを、「各国首脳に無視される菅首相」に改変しツイッターで拡散するという事案が発生したそうです。

news.yahoo.co.jp記念撮影の後、他の首脳たちは皆タイミングを合わせたかのように手をふったり指を立てたりしていたのですが、菅だけはワンテンポ遅れて手を振ったのでした。

まあほとんど首脳たちとも会話もできなかったようですから、こうなるのも無理ないことでしょう。

 

しかし、このような報道記事の改変と発表というのは罪になります。

 

この記事は元検事と言う前田恒彦さんという方がYahooニュースに書かれているものですので、極めて法律的に「菅首相共同通信社に対する名誉棄損罪」および「共同通信社に対する偽計業務妨害罪」にあたると指摘しています。

 

さらに、共同通信社の著作物に勝手に手を加えて発表したということで、「著作権法違反」にもなるとか。

 

しかし、ここはひとつあの有名な「ソ連アネクドート」にならい、「国家機密漏洩罪」も付けてほしかった。

 

(知らない人のために、昔のソ連の小話で、「フルシチョフはバカ」と赤の広場で叫んだら、国家機密漏洩罪で重罪となったというものです。)