「桜を見る会」出席者の前夜祭の費用を補填したにもかかわらず政治資金報告書に書かなかったという、件についてのアベ本人の記者会見が行われました。
見ていて(見たくなかったけれどテレビは全部それになった)アホらしくなりました。
「道義的責任は感じている」そうですが、これまで何度も「責任は私にある」という発言はありましたが、まったく「責任を取る」ことは無かった彼ですから、今回もどうせ何もしないのでしょう。
一応、国会でも質疑は行われるそうですが、どうせ大したことにはならないでしょう。
「秘書がすべてやって、アベには報告もなかった」
これはおそらく真実でしょう。
こんなことを一々「先生」に相談するということはないはずです。
しかし、この問題が発覚して以降ではありえない話です。
報道され、国会でも問題化された時点ではアベ本人が当の秘書に事情を質すのが当然であり、それが無かったとは思えません。
そこでも秘書は真実を話さずダマしとおしたと言っているわけです。
もしそれが本当であれば、彼は考えられないほどの甘ちゃんだということでしょう。
そして、おそらくここでまだアベはウソをついているということになります。
と思ったけれど、本当はそれすら分かっていないのかも。
もしかしたら、アイツは「本当のバカ?」
首相在任中も最初は「悪賢い奴だ」と思っていましたが、途中から、「もしかしたらこいつは本物のバカではないか」と感じるようになりました。
昔のソ連の小話に、「共産党書記長はバカだと言って捕まった男が居たが、彼の罪状は中小誹謗ではなく”国家機密漏洩罪”だった」というのがありましたが、首相がとんでもないバカだというのは、国家機密ではないでしょう。
国家の悲劇ではありました。
まあ、この先も結局は大したことにもならずに幕引きになるのでしょう。
「政治を限りなく軽く、そしてクダラナイものにした」のが最高の罪状です。