ワクチン供給の遅れで再び感染拡大、危機感を募らせた菅首相はバイデン詣でのついでにファイザー社と直接対話をしようと頼み込んだものの、あっさり断られ何とか電話で話すことができたようです。
news.yahoo.co.jpこれで9月末までの必要数確保したと成果を強調していますが、「確保」と「入荷」とはまったく違うというのも分かり切った話で、実際にどうなるかまだまだ分かりません。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。 「ファイザー社には世界中からリクエストが殺到している。日本国総理大臣が訪米するから、直接話そうなんて虫のいい話が通らなかったのでしょう。これをもって後手後手と言わず、何を後手後手と言うのかというほどのお粗末さ。菅首相には国民の暮らしと生命を守る危機管理能力がないことが改めて浮き彫りになったと言っていい」
世界各国からリクエストが殺到しているという、ファイザー社ですから、日本の首相ごときに会う必要もないと考えたのでしょう。
まだまだワクチン接種には時間がかかりそうです。
それにしてもこの感覚の鈍さというものはどうしようもないものでしょうか。