2016年4月16日の熊本地震本震で大規模な崖崩れとともに崩落した阿蘇大橋が、そのやや下流に場所を移動させて建設してきましたが、ようやく本日開通となりました。
熊本市側から阿蘇に登っていくと阿蘇市側に向かう道と南阿蘇に入る道に分かれますが、そこにあるのが阿蘇大橋で私も何度か通ったことがあります。
しかし地震のためにその上方から大規模な崖崩れが起き、それとともに阿蘇大橋も崩落しました。
昼間であれば交通量もかなり多く、とくに土日などは渋滞も発生する区間ですので、地震の発生時間が違えば多数の犠牲者も出ることもあったのでしょうが、深夜でしたのでたまたま通り合わせた御一人が巻き込まれて犠牲になったにとどまりました。
昨年から国道57号線も開通、JR豊肥線も開通し、ようやく交通網の復活も進んできました。
あとは南阿蘇鉄道の立野までの開通を残すのみとなりますが、こちらはもう少し時間がかかるようです。
まだまだあちこちに地震の爪痕が感じられますが、さらに復興は進んで行くのでしょう。
しかし、こういった地震の被害を忘れずにいることは、他の場所も含めて日本に住む身にとっては重要なことなのでしょう。