爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

2020年を振り返る その4 10月~12月

2020年の出来事その4、10月から12月までです。

 

10月

★1日、東京証券取引所でシステム障害が発生、終日取引が停止した。

 売り買いがまったくできず、翌日の新聞の株式欄は何も書き込みがないまま掲載されるという異例のものになりました。

 

★神奈川県で続いている異臭騒ぎで、横須賀市内で採取されたサンプルから石油成分が検出されたが、原因特定には至っていない。

 

★18日、東京都調布市の住宅街で道路が陥没して5mの穴が開いた。付近の地下で行われている東京外環自動車道のトンネル工事の影響が疑われるがまだ解明されていない。

 

★23日、大阪梅田でビル屋上から飛び降りた男子高校生が下を歩いていた女性に激突、両者とも死亡した。

 気の毒な事故で言葉もありません。

 

★26日、スガ首相が所信表明演説で2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロを目指すと表明。

 何の思考力も無いことが改めて証明されました。

おそらくその意味も何も理解できていないのでしょう。

 

★30日、アパレル大手のレナウン民事再生手続きを廃止、廃業が決まった。

 一時代を築いた会社が消えました。

 

 

11月

★1日、大阪都構想を問う住民投票実施、僅差だが否決された。

 部分的には理解できる維新の都構想ですが、ここまで執着する問題かという感想を持ちます。

 

★3日、アメリカ大統領選挙投票。混乱の始まり。

 大接戦ながらバイデン候補が勝利を収めましたが、郵便投票などで不正があったとしてトランプは負けを認めないということになりました。

 

★19日、瀬戸大橋の直下で修学旅行の小学生を乗せた観光船が座礁し沈没した。

 瀬戸大橋の周辺は岩礁が多く、危険地帯であることを船長が認識していなかったようです。

 しかし、「修学旅行」と言ってもその小学校は地元の坂出市。遠くまで行けないのでごく近くであまりできない体験をと思ってのことでしょうか。

色々と考えさせられる事故でした。

 

12月

★私事で恐縮ですが、息子のところで子供が産まれ、私にとっては3人目の孫ができました。

 しかし、兵庫県在住なのでまだ当分は顔を見には行けないようです。

早くコロナ禍終息すれば良いのですが。

 

★6日、日本の小惑星探査機の「はやぶさ2」が帰還、地球に向けてカプセルを発射し無事に回収された。

 はやぶさ2自体は地球には寄らずにそのまま直行で次の目的地に向かいました。

同じような出張をしている方々は我が身の辛さを再認識したことでしょう。

 

 ★14日、それまでかたくなにGOTOトラベルの停止に反対していたスガ首相が内閣支持率の急降下にあわてて急に正月時期の全国での停止を発表。

 すでに正月客の準備に入っていた宿泊業者たちからは強い反発を受けた。

 世論にまったく対する姿勢が強かった(その割に内閣支持率だけは気にしていた)前政権の悪い所をすべて吸収していることが改めて証明されたのでしょう。

 しかし、そのことでかえって各方面の強い反発を招いたことになります。

 

★17日、強い雪が降っていた関越道で千台以上の自動車が立ち往生という事態に。

結局最後の車が救出されるまでに2日間かかるということになった。

 この冬はまだまだ雪害の被害が出そうです。

 

★「桜を見る会」に関連した醜聞で、さすがにホテルの前夜祭の費用のところだけは隠しきれなくなり、秘書を微罪で略式起訴、アベは不起訴ということで幕引きが図られる。

アベ本人の記者会見や国会質疑も開かれたが、アベが馬鹿なのか悪賢いのか、どちらか分からなくなるようなバカバカしいものとなった。

 これだけ国会の権威を潰し続けた奴が「最長内閣」となるのは何故なんでしょう。

結局は国民の問題なんでしょう。

 

やれやれ、大変な年でした。

来年は少しはマシな年になりますように。