島根県のサッカー強豪の高校でサッカー部員らがコロナウイルスに集団で感染しました。
hochi.newsこの記事中には出てきませんが、他のニュースによれば学校関係者の話として「風呂や食事の時間をずらすなど、感染予防の対策はしていた」とありました。
形としての感染予防対策はしていたのでしょうが、それがどの程度の効果があるのかは検証できません。
おそらく、政府の出している各業種の感染予防ガイドラインに準拠して決めたのでしょう。
なお、大阪などに遠征試合をするというのは、ガイドラインには想定されていないのでしょうが、ちょっと軽率な行為かと思います。
「ガイドライン準拠の予防対策」なるものがまるで免罪符や御朱印、葵のご紋の印籠などのように出回り、それを店に掲示していれば操業可能だとか、GOTOキャンペーン参加許可だとかいった話がありますが、どこの対策も結局はこの学校と同様でしょう。
つまり、「感染者が居なければ効果的に見えるが、感染者が入り込めば無力」ということです。
もはや日本のどこでも近くを歩いている人が感染者という危険性が高いという事態になりました。
せめて自分がかかっていたらと考えて人にうつさない対策はしておきたいものです。
また頻繁な手洗いうがいは感染防御には心もとないものですが、それでもやらないよりははるかにマシでしょうから心がける必要があるでしょう。