爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

コロナウイルス感染第3波?、危機的状況という雰囲気になっているがその対策は

急激な感染者の増加という状況で、対応強化ということが言われています。

しかし、その主たるところは「感染予防行動を取ってね」という、相も変らぬ人任せ。

感染拡大も油断していたお前らが悪いと言わんばかり。

そしておずおずと出されてきた対策も、「酒類提供をする飲食店の営業時間短縮」程度です。

 

こんな程度のもので感染が抑えられるのか。

 

そして、その程度の油断で感染が拡大しているのか。

 

感染をめぐる各所の状況で、一番危惧されているのが重症者対応の医療機関の逼迫です。

重症者ベッドの使用率が上がり続け、満杯になるおそれが出ているとか。

mainichi.jp一般社会の危機感がなかなか上がらない中、医療機関では危機感がかなり高まっているようです。

しかし、重症者数で捉えてみると、第1波の一番多かった時期の4月30日で全国で328名、それが11月24日で376名で急上昇中ということです。

toyokeizai.net重症者数は半年前と比べて今のところそれほど多いわけではないようです。

 

この半年の間、何をしていたんでしょうか。

 

対応病床を増やす努力はしていなかったのでしょうか。

 

それでなくても医療機関全体として経営はかなり苦しくなっており、大半の病院で今期のボーナスを減額するとか。

GOTOトラベルだけでも1兆円以上の財政支出をするということですが、医療機関に対してはどの程度の支援をしているのでしょうか。

 

経済復活といいながら、それを許すだけの医療体制整備にはほとんど力が入っていないように見えます。

どうも、今度の政権も前政権同様、感染症対策はほとんど何もできないようです。