感染対策失敗の責任を中国になすりつけたり、WHOを攻撃したりと、何とか大統領再選に向けてあがき続けているトランプですが、折から発生した警察官の黒人殺害事件への抗議活動を利用し、最後の賭けに出たようです。
mainichi.jpアメリカを分断しようが、自分に対する支持層さえ固めて選挙に向かえば当選の可能性もあると考えてのことでしょう。
もう反対勢力を少しでも懐柔し票を増やすなどということはあきらめたかのようです。
もうだいぶ前から後戻りはできない状態になっていたようですので、仕方のないことでしょうが、それと道連れにされたアメリカ社会の災難は大きなものです。
ここまでこじれれば、いつものような大統領が決まった後は国内団結という掛け声も不可能でしょう。
どうやらますますアメリカ覇権の終焉が近づいているようですが、いつまでもそれを信じているのは日本政府だけでしょうか。
今度のG7あたりは相当荒れ模様になるかもしれません。