その施策から行動まで、ほとんどすべてを否定すべき安倍首相ですが、「石炭火力発電推進を理由に国連演説を断られた」というニュースでは、アベを応援し国連を批判すべきでしょう。
jp.reuters.com9月に国連で開かれた「気候行動サミット」では日本政府は安倍首相の演説実施を要望したものの、国連から拒絶されたのですが、その理由がどうやら日本が石炭火力発電を推進していることだというのです。
石炭火力発電が非難されているのは、石炭が炭素含有量が多く石油・天然ガスと比べても多くの二酸化炭素を発生させるからという理由に過ぎません。
しかし、地球上での残存量を見れば石炭には石油と比べてもはるかに大きな量を残しており、さらに存在場所も世界各地に広く及んでおり、石油よりは安全であると言えるでしょう。
さらに、石油には化学工業の原料として使えるという大きな性質があります。
石炭は燃やして熱源とするのが最良の使用法です。
発電所の燃料とするには、石炭が最も適していると言えます。
石炭発電所を、間違った理由で忌避して石油を無駄遣いする方が人類の近未来の困難を増強することになるでしょう。
二酸化炭素温暖化説の有害性の最たるものがここにあります。
石油をあまり燃やさないというのは間違ってはいないのですが、その代わりに石炭を使おうというのを妨害するのは最悪です。