爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「巨人軍タブー事件史」別冊宝島編集部編

2006年出版の本で、そこには巨人戦を中心としたテレビ放送が視聴率低下で存続できないかもしれないとあります。
その後の経過を見れば、すでに地上波放送ではほとんど中継がなくなってしまいました。巨人の成績自体は今年は抜群ですし、ここ数年は相当強くなっています。
ここを見れば巨人の強さと野球全体の人気にはほとんど関係ないということは明らかなのに、これまでの巨人に関わるスキャンダルはすべて巨人が強ければ野球人気も上がってよいという考えから生まれています。その経過を昔からまとめたのがこの本です。

まあ江川事件以降はだいたい見聞きしていますが、よくもこんなことをやっていたもんだと感慨を覚えるほどです。
見放されても当然でしょう。