鉄道ライターの松尾定行さんが改めて調査しなおした「ぬけ道」紹介の本です。
「鉄のぬけ道」とは、JRと私鉄が平行して通っているようなところで、終点まで行って乗り換える普通の方法ではなく、手前の駅で多少歩いても乗換えが有利になるところは無いかと言う面から見直したというものです。
たとえばJR山手線から小田急線に乗り換える場合、普通は新宿駅で乗り換えますが、JRで代々木まで行って、歩いて小田急の南新宿まで行ったほうが時間もかからず運賃も安くなる場合があるというものです。
しかし、この例なら距離も400m程度ですが、他の掲載例では最長2kmというものもあり、ちょっと常人では採用不可能というものもあり、どんなものでしょうか。
まあ、実用性はともかく読み物として面白い点もあるかなというところでした。