爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

参院選候補者の言説、間違いだらけでファクトチェックは大忙し

参院選の選挙期間となり、候補者たちがいろいろと演説を繰り広げていますが、中には間違いが多くみられるようです。

ファクトチェックという活動をしているという組織のHPがありますが、その中には「2025年参院選」特設コーナーが設けられており、次々と出る怪しい発言のファクトチェックが為されています。

https://navi.fij.info/saninsen2025/

 

FIJとは特定非営利活動法人ファクトチェック・イニシアティブという組織で、2017年に設立され、さまざまなところに出現する怪しい言説のファクトチェック(事実の確認)を行っています。

 

上記の参院選特設コーナーにも候補者たちの多くの発言が取り上げられています。

 

NHK党の街頭演説で、「野次を3回制止されても止めなければ公選法違反」とNHK党側が聴衆に対して警告していたそうですが、公選法にはそのような記載はなくこの発言は誤り。

 

参政党の神谷代表が沖縄で、「日本軍は沖縄県民を守るために来た」「戦ってくれたから本土復帰できた」などと発言し、沖縄県民の怒りを掻き立てたようですが、これらの発言は根拠不明。

 

SNS生活保護世帯の3分の1は外国人という言説が広まっているが、実際には全く根拠のない数字が出回っているだけで誤り。

 

こういったファクトチェックが多数掲載されています。

しかし、選挙運動中などと言う状況はほとんど無法地帯のようです。