アメリカではAIのための電力需要が急増しており、そのために火力発電が増強されているということです。
www.nikkei.com「低炭素の火力発電」などと強調していますが、どっちにしろその点では五十歩百歩であり、電力需要急増には火力発電しか間に合わないことだけは明らかです。
特に電力の品質が高度に求められるデータセンター用電源ではおもちゃのような再エネなどは頼りにできないでしょう。
原発も急に建設するというわけにもいかず、ましてや核融合発電などというものは夢の中。
結局は火力発電しかないのですが、まだ低炭素という呪縛に囚われていると、それに沿ったものを選択することになるのでしょう。
しかしそんなポーズもしばらくの間だけで、やがて電力需給が厳しくなればなんでもありに戻るだけ。
石炭火力発電の建設が急増するのも時間の問題でしょう。
これはアメリカだけの問題ではありません。
すでにヨーロッパでも同様の状況、中国でもそのようです。
日本もいずれはその動きが強まるのでしょう。
そうなった時何が起きるか。
原発再稼働というのも急がれるのでしょう。
原発建設よりははるかに早く運転可能です。
それでも間に合わなければ火力発電新設かもしれません。