爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

ラファのパレスチナ人はエジプトに逃れるのか。

田中宇さんの「国際ニュース解説」ではガザ地区ラファに逃れている150万人のパレスチナ難民について書かれていました。

tanakanews.comガザ地区北部からエジプトに接するラファに逃れてきた人々は150万人ということですが、彼らはエジプトに逃れることはできません。

エジプトはその入国を断っています。

しかし最近エジプト国内に5万人程度の難民キャンプを作っているそうです。

そこにラファのパレスチナ人を迎えようというのですが、5万人では足りません。

しかし5万人がエジプトに入国した時にイスラエルがラファに総攻撃を加えるということです。

そうなれば、パレスチナ人のエジプト逃亡は止めようもなく、多くがエジプトに逃れることになるとか。

パレスチナ人の多くはハマス支持ですから、それがエジプト国内に多数入国すればハマスにつながる勢力がエジプト国内に力を持つようになるという読みです。

 

どうもそうなりそうな状況かもしれません。

しかしそこに至るまでに多くの人々が犠牲になりそうです。