爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「書道」をユネスコ無形文化遺産に登録を目指すとか。

「書道」をユネスコ無形文化遺産に登録することを目指すというニュースが流れました。

www.jiji.comユネスコ無形文化遺産といえば、和食や和紙、山鉾の祭りなどといったものが話題になったこともありますが、しかし書道とは。

 

今は漢字に限らないとはいえ、やはり主は漢字でしょう。

中国で生まれた漢字は古くから有名な書家により字体そのものが発達してきました。

王義之などと言った名前は私でも知っています。

 

そのような中国の歴史と伝統がありながら日本で文化遺産登録とは。

それでなくても数々の摩擦がある日中関係にさらに油を注ぐようなものでは。

 

とは思ったものの、中国の書道の現状というものはどういうものか知らなかったのでちょっと検索してみました。

www.excite.co.jpするとすでに中国の書道というものは無形文化遺産に登録されているようですね。

ただし、現在では一般には書道というものが軽視されてしまっているようです。

日本ではまだまだ書道を習う人も多いのですが、中国では一部の愛好家だけが顧みるようになってしまっているのでしょうか。

 

それならば日本の書道として登録しても良いのかも。