11月23日は例年であれば八代の妙見祭という、ユネスコ無形文化遺産登録の祭で、神幸行列が行われるはずの日でした。
しかし、他の諸行事と同様、今年は神幸行列は中止となり、異例の淋しい状況になりました。
myouken.com旧市街西端の塩屋八幡宮から朝出発した行列は市内をめぐって昼過ぎに八代妙見宮(八代神社)まで向かいます。
かつての繁栄をしのばせる傘鉾の行列や、花馬が走り回るというもので、数十万人とも言われる観光客も詰めかける行事ですが、今年は仕方なく行列は中止、神事のみを神社の関係者が行うこととなってしまいました。
当地の人々にとっては、オリンピックがあるかどうかより重大なことです。
来年までには何とか平常に戻ってほしいものです。