熊本地震で倒壊してしまった重要文化財の阿蘇神社楼門が7年間の再建工事の末ようやく竣工しました。
熊本ローカルのニュースではその再建工事の様子なども細かく報じられていました。
重要文化財であるためできるだけ元の資材を使うことが必要で、解体工事も部材を一つ一つチェックしながらということで、解体だけで丸一年かかったそうです。
ようやく完成ということで、神社関係者だけでなく地元の人たちもさぞかし嬉しいことでしょう。
熊本地震では熊本城の被災もショックでしたが、阿蘇神社の楼門は完全に倒壊してしまっただけにさらに重苦しい思いがしました。
たまたま私もその年の秋に阿蘇地方を訪れる機会があり、阿蘇神社も拝観しましたが、まだ倒壊したままの状況でした。
ほとんど元通りと見えるような姿によみがえったのは、工事を担当した宮大工の方々の相当な苦労があったものと思います。
熊本城も多くの建物がまだまだ復旧工事の最中です。
徐々に出来上がっていくのでしょうが、そう簡単な話ではないのでしょう。