熊本地震より7年が経ちました。
異例の最大震度7が続けて起きるという地震で、その前震とされたものが4月14日、さらに大きい本震が16日に発生しました。
さすがに熊本ではここ数日は新聞やテレビでは特集記事や番組が相次いでいます。
被災した市町村の庁舎も今年までにようやく復旧し、大きな被害を受けた南阿蘇鉄道も今夏には再開する予定です。
しかし直後からも言われていましたが、この地震の原因となった布田川断層はひずみが減少し、それとつながる日奈久断層も北側は減少したものの、南側のひずみはまったく減っておらず、大地震の発生の恐れは減っていないというのは、熊本県南の居住者にとっては怖ろしいもので、注意が必要でしょう。
発生7年ということで、地震当時に出生した子どもたちがこの春新入学となったこともテレビ番組で流れていました。
前震と本震の間に生まれた子どもも紹介されていましたが、よく無事で育ったものです。
うちの初孫も地震の直後の生まれで今年小学校入学となりしたが、その子の出産直後に関西を訪ねた際はようやく九州新幹線の運転再開、ただし新八代熊本間はほとんど徐行という状態で、カーブでは斜めになりながらの通過だったことも思い出します。
地震列島日本に住んでいる以上、どこにいても地震の危険性は付きまとうのですが、生きている間に出会わなければ幸運ということでしょう。
まあ、2回3回と出会ってしまう人もいるようですが。