爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

ブラタモリ、今回は京都の東寺、知らなかったこと満載

NHKの人気番組ブラタモリは毎回楽しみにしていますが、最近はタモリさんの体調が良くないのか、しばらく間が空いていました。

しかし久しぶりに13日に放送されたのが「東寺」です。

その五重塔は新幹線からもよく見えるということで東寺の存在自体は有名ですが、どういったところかあまり知りませんでした。

www.nhk.jp

だいたい、京都駅の南西側に見えるのですが、それがなぜ「東寺」なのか。

京都の東側と言えば東山一帯という感覚でしたが、場所が違うように思っていました。

 

ところが、東寺創建は平安京ができて直後、まだ寺院は東寺と西寺の二つしかなかったそうです。

それも平安京の南の玄関口の羅城門の左右に位置し、京都のシンボルとも言える存在だったとか。

 

西寺というものは現在はまったく存在しませんが、遺跡はあるようです。

しかし京都も西側は低湿地で水害も起きやすいということで徐々に町全体が東側に移り、東寺がその西のはずれになったとか。

 

また羅城門というものも名前だけは有名ですが、現在は跡形もありません。

これも東寺の西側に豊臣秀吉がお土居という土盛を作り、その外側に掘を設けたために羅城門のところは水の通り道となってしまい、遺跡もすべて失われてしまったそうです。

いやはや、まったく知らなかったことばかりでした。

タモリさんも今後も元気で日本の各地の意外な事を掘り起こしてもらいたいものです。