脱原発を成し遂げたと誇らしげなドイツの政府高官が「日本は再エネで自立できる」とエラそうに言ったということです。
そう語ったのはドイツ経済機構保護省とかいう役所の次官というパトリック・グライヒェン氏ということですが。
脱原発とカッコイイことをやった割には実際にはロシア産の天然ガスなどの化石燃料頼りだったことが明らかになり、エネルギー不足で苦しんでいるはずのドイツが何を言うのか。
「日本は再エネで自立できる」という理由も、太陽光、風力、地熱などのエネルギー資源が豊富だからということですが、地熱はほとんど使い物にならず、風力も確かに年平均での風量は多いでしょうが無風時と暴風時の差があまりにも大きく装置の破壊危険性が高いだけでなく運用効率も極めて低いものです。
そういった実情を知っているのかどうか、あまりにも好い加減な発言で呆れ果てます。
それを喜んで報道している連中のレベルも分かるというものですが。