少し前に「力による現状変更は認めない」について書きましたが、「賀茂川耕助のブログ」にも同じような趣旨の文章が引用されていました。
著者はMetalicmanとありますがペンネームでしょうか。
私の方ではアメリカによる秩序の「現状変更は許さない」と日本の政権などが言っている件についてですが、賀茂川さんの方はもともとのアメリカの態度についてのようです。
戦後の世界では国連というものを一応は尊重する雰囲気が作られましたが、アメリカは常に国連の意見に反することをやり続けてきました。
そして2021年にはこの態度を成文化してしまったということです。
2021年3月に米中で行われたアラスカ会談とで発表されたということですが、その詳細は知りませんでした。
その内容は、
* 米国がルールを作る。
* あなたは米国のルールに従う。
* 国連には耳を貸さない。
* もし米国の要求に従わないなら、米国はあなたを抹消する権利を持つ。
…まあ、これまで通りのことですが、それをはっきりと文書で示したということなのでしょう。
中国だけでなくロシアもこれには激しく反発したということです。
この姿勢を強く打ち出したのはトランプ政権ですが、バイデンも就任直後からそれを踏襲したということでしょうか。
まあ、ひどいもんですがこれに追随する以外に無いのが日本政府だということでしょう。