初夢と言うものは、普通は「1月1日の夜から2日の朝にかけてみる夢」のことを指すようです。
しかしどうやら江戸時代から「大みそかから元旦にかけて」「元旦から2日にかけて」「2日から3日にかけて」見る夢だという3説があったとかで、それほど決まったことでもないようです。
もっと古くには、1日の始まりが朝からだったという時期もあり、また夜から始まったという話もありますが、真夜中の12時に一日が始まるようになったからには、その時点から最初に見た夢が初夢というのが合理的でしょう。
というのも、1日早朝にはやばやと「ぶっ飛んだ夢」を見てしまったからです。
なぜかと言えば「空を飛ぶ夢」だから。
そんなわけで、今年はこれが初夢。
舞台はわが町のコンサートホール。
私は現実の通りに男声合唱団の団員で、市民合唱祭に参加するために前日にリハーサルに来ています。
するとなぜか、そのまま空が飛べるような気がして、踏み出してみると滑空し出します。
さらに上昇しようと思えば上にも飛ぶことができます。
そこには多くの人が居ましたので、大騒ぎになります。
さっそく警察やらマスコミまでやってきて、テレビニュースに流れることも決まります。
しかしそんなことはどうでも良いので、自分は普通通りに翌日のコンサート本番に向けて準備をするばかりです。
ここでなぜか舞台が東京だということに。
空を飛んで東京の町を上から見るのですが、あまりそのような経験もない(当たり前)のでどこがどこかよく分かりません。
美味しい店で食事をしたいのですが、それが渋谷の辺りなのか新宿か、覚えていません。
諦めてコンサートホールに戻ります。
するとさらに多くのテレビ取材が。
そんな中、コンサートで着る合唱団のユニフォームを入れたバッグが見つかりません。
これだと思って中を見ると別の合唱団のものらしく違うユニフォームが入っています。
そう言えばバッグはコインロッカーに入れたはずと気づき取りに行きます。滑空して。
合唱の舞台に上がる前に目が覚めたら元旦の朝でした。
空を飛ぶ夢というのは、時々見ることがあります。
それも羽根を付けたりするのではなく、普通の身体のままスーッと滑空するような感覚です。
これが縁起の良い夢なのかどうか。上昇するばかりなら良いのかもしれませんが、時々急降下もしますから、それほどでもないのかも。
ついでながら、今朝のテレビ中継で流れていた富士山上空からの初日の出です。
何とか良い年になりますように。