爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

こんなダメ政権は早く辞めてもらいたいものだけど、ではどうすれば良いの。

就任当初からそうでしたが、次から次へと無能さを振りまくような首相の醜態ぶりにはもう我慢できないという人も多いでしょう。

 

しかし、それでは誰が次の首相にふさわしいかと言えば、誰も居ないとしか見えません。

次の首相に誰が良いかというアンケート調査を実施したところがありますが、2位に安倍晋三が入るという愚劣さで(別にアンケートが愚劣であるとは言いません。そう答えている連中がということです)唖然とします。

 

こんな状況でも首相になりたいという人間がいるということ自体、驚くほどのものですが自分が首相になったらコロナ対策一つとってももっとうまくできると思っているのでしょうか。

 

しかし「誰か新しい首相が上手くやってくれるのでは」と考えるだけというのは、もはや奴隷状態に慣れきった者の思考です。

自ら考えることのできる人間であれば、「どのようにすればよいか」ということを自分で考え、その考えに一番近い人を推していくというのが当然の態度です。

 

ということで、「今後の政治ではどうするべきか」を考えてみたいと思います。

(なお、私の持論である”脱エネルギー社会の構築”という目標はここでは棚上げです。さすがにこれを実施しようという政治家は皆無ですので、”一番近い人”などは存在しませんので)

 

1ウイルス感染対策

 ワクチンの供給待ちをするだけで、緊急事態といっても飲食店の時短営業への協力を求めるしか方策の無い現政権はダメというのはもちろんですが、さすがにこれの有効な方策というのは見当たりません。

しかし対症処置のようであってもやるべきことはいくらでもあります。

それで少しでも社会への悪影響を減らせれば良いのでしょう。

 

 ・アストラゼネカ製ワクチンを接種開始。

 副反応が強いと言っても使えない訳ではなく、それを周知したうえで希望者のみに接種し、その後の異常対応もきちんと行う。

 ・感染者の大規模収容施設を作り、軽症者はそこに収容して家族への感染を防ぐ。

 ・感染者の対応にあたる医療従事者はまだごく少ない割合でしかなく、そういった方々に負担が集中してほとんどの医療関係者は仕事が減り経済的に苦しくなっています。

ここはやはり「高給で勧誘して」感染者対応への参加を求めるべきでしょう。

 

2感染関連経済対策

 飲食業界、旅行業界の落ち込みは激しく、続々と倒産も相次いでいるようです。

一方で最高益を上げるという企業も多数であり、金の廻りが悪くなって部分的に集中していることが分かります。

 ただし、まだ営業を完全解禁などと言うことになればさらに感染拡大につながるでしょう。

やはり協力金支給で営業自粛を求めるという方向でしょうが、今のような夜間の営業時間短縮や酒提供停止と言ったものではその効果もなくなっています。

また他業種の営業停止なども短期間ならできるかもしれませんが、例えば2週間実施してそれで感染が収まるという保証もなく、また協力金も桁違いに高額になるでしょう。

結局、ここにはほとんど良案はないということです。

 

3その他

 ウイルス感染関係以外のものを「その他」というのは、国政の話とは思えないほどの杜撰さですが、まあこの状況では仕方ないでしょう。

社会のひずみが大きくなっていることを次々と露呈してしまっているのが、コロナ禍というものです。

ただし、だからと言って感染終息前に手を付けられるような問題でもありません。

まあ方向性だけを示しておこうかという程度になるでしょう。

 ・アメリカの影響力から徐々に抜け出す。

 ・国家財政の正常化、透明化を進める。

 ・官僚制のひずみを是正する。

「その他」「その他」、その他と言っても多すぎて全部は書ききれません。

 

「この国の政治をどうすれば良いのか」などと大きな事を書いて始めましたが、さすがに簡単なものでは無いということが分かっただけのようです。

まあ、今後も様々な意見が飛び交ってくるでしょう。

混乱が続きそうです。