「おいしい健康」というサイトの中で、松永和紀さんが書かれている「読むえいよう」という記事がありますが、そこで今回は「原発事故による食品汚染、まだ気を付けるものはありますか」と題して書かれていました。
原発事故から10年が経ちますが、いまだに福島県産の食品については何となく危険といった感覚があり、売れ行きが戻っていないようです。
福島県の生産者などがずっと放射能検査を続けており、一般の食品などではここ何年もほとんど検出できないほどの低い値しか出ていません。
野生のキノコや山菜、野生動物の肉にはまだ時折数値の高いものがでるようですが、そういったものは食品として出荷されないようになっているそうです。
こういったデータは揃っているのですが、それでもまだ消費者の中には何となく怖いのではといった感覚を持つ人が残っているようです。
「風評被害は止めなければならない」という言葉で記事は締めくくられています。
まだその努力は続けていかなければならないのでしょう。