爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

八代市立博物館未来の森ミュージアム、展示を見に行ってきました。

コロナ流行が激しい時はなかなか行きにくいのですが、3年間会員になっているのでできるだけ行きたいものと思っていました。会員期間も来年3月までです。

自分が1月ちょっと前に感染して回復しましたので、今がチャンスとばかりに行ってきました。

 

今の展示は松井家の武具というものです。

八代市立博物館 未来の森ミュージアム-イベント案内-

 

ただし、これはそれほど力の入っていない展示でした。

 

松井家というのは細川藩時代に八代城主であった、細川家家老の松井家で、その家に伝わる数々の文書・物品をまとめた松井文庫というものがこの八代市立博物館の収蔵品のメインとなっています。

その中から選んだものを展示ということで、他から著名な文書や品物を借りて来ての展示ほどではないのでしょう。

 

まあ一通り拝見し展示室の横を見ると、なんと八代妙見祭の最大の呼び物ともいえる亀蛇(ガメ)があるではないですか。

しかも横にはそっくりのガメがもう一基。

これは何だと見に行ったら、大きい方は妙見祭のガメ、小さい方は八代郡宮原町の宮原三神宮の例大祭に出る原田のガメ(はっだんガメ)だということです。

八代妙見祭が規模が大きい祭なので他の祭にまでは目が届きませんが、八代周辺の町村でも同様の祭が開かれているそうです。

下にパンフレットを引用しておきます。(博物館配布のパンフレット)

 

もう一つ、原田亀蛇はこちら。



妙見祭関係のものは昨年開館した隣の八代でんでん館で展示するものと思っていたので、博物館に展示されているというのは意外でした。

 

八代妙見祭の一番の呼び物と上に書きましたが、本当は多くの傘鉾の方が主なんですが、亀蛇の方が動きが激しく見ていて面白いのでどうしてもそちらに目が行ってしまいます。

 

また、周辺の同様の祭があるということだけは何となく知っていましたが、そこでこのようなそっくりの亀蛇が使われているということは知りませんでした。

一度見てみたい。