爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

緊急事態は解除されても、突発的感染拡大は防ぎようがない。その対応は考えておく必要がある。

多くの県(都道府はすべて除かれたので、分かり易い)で緊急事態宣言は解除されました。

www.nikkei.com

しかし、もともとこれらの県は感染判明者は少なく、検査をしていないからという疑惑はありますが、実際にもほとんど居ないのでしょう。

 

感染経験者の多くは抗体が作られ、再感染はしないものと仮定しての話ですが、これが少なかった以上は感染防御の仕組みもないわけで、ウイルス保有者が入ってくれば当然ながらまた感染拡大が起きるのは間違いありません。

 

流行初期の混乱はある程度は収まり、対処方法も学んだことでしょうから、突発的に感染者が出てもなんとか対応はできるということでしょうか。

 

しかし、大都市や北海道など実際に感染拡大が起きた地域以外では、それと歩調を合わせなければならないというだけの理由で学校休校や営業自粛などの社会生活を狂わす対応がなされました。

それで窮地に立たされた事業者や、ストレスのたまった人々が急増しました。

その反動がこれから一気に出てくるとなると、感染拡大が大規模に起きることになるのかもしれません。

地方のほとんどこれまで感染も広がっていない地域はウイルスにとっては魅惑の処女地のようなものです。

警戒だけは強め、発生したらすぐに対処できるような体制を強化することが不可避でしょう。