私の見る夢はSF仕立てのようなものが多いと書きましたが、久しぶりに今日はそれがない夢(こっちが普通?)を見てしまいました。
住んでいた独身寮を退去するため、荷物を運び出そうと言うところです。
今は亡き両親も出てきて、車を貸してくれます。(両親は車には乗れなかったのに、そこは違う)
私が実際に昔住んでいた独身寮の部屋よりは、かなり広くて余裕のある部屋のようですが、大した荷物があるわけではなく、ささっと運び出して終わりのはずでした。
しかし、作り付けの備品のタンスの引き出しを開けると、未整理の服や下着がそのまま。
さらに、なぜか防腐剤と湿気取りの薬品がたくさんばらまかれており、これをどうにかしなければ退去できません。
服を詰め込んで出そうにも、カバンも持たず大きな袋の用意もなく、途方にくれるという、最後だけはいつもの夢のようにドタバタ劇になります。
独身寮から出たというのは、かつて結婚前に一回ありましたが、そのときはこれから結婚するというタイミングでした。
しかし、この夢ではすでに家内がいました。
また、なぜかその途中に高校に行き、まだ残っているはずの下駄箱の靴を取りに行きます。
寮に入っていたのは会社に入ってからなのになぜ?
といった、ちょっとおかしな点はありますが、総じてほとんど経験したようなことの集積であり、いつものような不条理やSF仕立てといったことはない夢でした。
「夢の中での不条理状態は目が覚めるとすぐに忘れる」と数日前に書きましたが、今回のような「普通の」夢の場合はそういうことはないようです。
目が覚めてだいぶ経ちますが、細部はともかく状況は忘れることもなく、それで今回は「夢の話」連投ということになりました。
自分で見る夢をコントロールできるわけではないのですが、たまにはこういった夢はほっとできます。