日本海側の冬の味覚の代表格と言われるズワイガニが11月6日から解禁、さっそく多くの漁船が出漁したようです。
ただし、その生息数の予測から、3年後には漁獲量が半減するということです。
理由はよくわからないようですが、稚ガニの生存率が低下しているとか。
水産資源については、いろいろと参考にさせてもらっている勝川俊雄さんがツイッターで次のように指摘しています。
ズワイガニが来年以降減るのは、7~9年前に卵の生き残りが悪かったために、新しく産卵に加入する個体が少ないのが原因。直接的な漁獲の影響ではないと思う。ただ、理由はどうあれ、カニが減ったら漁獲にブレーキをかけないといけないのだけど、日本はそれが出来ないんだよね。
— 勝川 俊雄 (@katukawa) November 6, 2018
特に乱獲といったことはなかったようですが、いずれにせよ生息数が減ったら漁獲量を減らさないといけないのは確かなんですが、それができないのが日本の漁業ということで、この先のズワイガニ資源の急減は避けられないようです。
以前に、金沢に数年行っていたのですが、ズワイガニは何回か食べただけでした。
美味しいのは確かですが、無理に獲って無くなってしまえば元も子もないと思います。
適切な管理が必要ですが、日本の漁業行政では不可能なようです。