ウナギの稚魚のシラスの漁が始まっていますが、これが昨年と比べても激減。もはや危機的状況と言えるほどです。
これについて、東京海洋大学の勝川先生がツイッターで次々と意見を発表しています。
東京海洋大の勝川俊雄准教授は「シラスウナギの獲れ高を事前に予想するのは難しいが、昔に比べて数自体が大幅に減っており、今年は増えた減ったと一喜一憂するような場合ではないはずだ」
近年のシラス水揚げも昔と比べれば相当減少していたのですが、その昨年と比べて1%以下という激しい減り方です。
これはもう絶滅に近いのではと思ってしまいますが、行政などはまだ危機感が足りないようです。
ウナギはその危機がはっきりと分かる形で露呈しました。しかし他の魚類でも危機は迫っているようです。
それに対し、資源保護をなすべき行政はほとんど機能しておらず、相変わらず漁業者の早い者勝ちの漁獲競争を追認しているだけのようです。
遅かれ早かれ、魚を安い値段で食べるということは不可能になるのでしょう。