爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

勝川俊雄さんが、コロナウイルス感染者の拡大と水産行政の関連を指摘

水産学者で行政の漁獲規制が必要と主張しておられる勝川俊雄さんが、新型コロナウイルス感染者の拡大傾向と水産行政の方向性の関係についてツイッターで発言しています。

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この感染者数の推移のグラフの出所は下に書いてありますが、どのようなところかは存じません。

 

勝川さんはこれまでも水産行政が漁業資源の維持に寄与するかどうかを論じてこられましたが、ニュージーランドノルウェーなどの国々は厳しい規制で漁業資源回復を成し遂げているのに対し、日本は漁業関係者に対して強い態度を取ることができないために、資源枯渇が危惧されています。

 

それが、このウイルス感染者数の抑え込みにもはっきりと表れているとしています。

 

ある程度厳しい規制というものができなければ、漁業資源の減少もウイルス感染の抑制もできないということでしょうか。

 

ただし、行政の厳しい規制というものが科学的に妥当なもので多くの関係者を納得させられるということが大事でしょう。

 

今の日本の政府ではとても国民を納得させられるような方向性が出せるはずもありません。