今朝の毎日新聞の視点で、論説委員の福本容子さんがTPPについて論じていますが、4日前にこのブログに私が書いた内容と近いもので、なんとなく嬉しくなります。
しかし、その言っている事実は嬉しいどころの話ではありません。
アメリカ抜きでもTPPを進めようという提案がオーストラリアに加えチリやペルーからも出ているそうですが、日本政府はまったくそれとは同調する態度は見せず、「アメリカ抜きでは意味がない」と言っているばかりだそうです。
それに対しての福本さんの意見は私とも同一であり、「他国の犠牲のもとに米国第一主義をゴリ押ししようとするトランプ政権だからこそ推進する必要がある」ということには賛同です。
さらに「中国などの参加も本気で模索するべき」というのは間違いないことです。
今こそ韓国も含めた近隣諸国の貿易体制を密にすべきでしょう。
福本さんは「安倍は国会での答弁で、TPP交渉をすべて踏みにじるかのようなトランプをなぜ擁護するのか」と非難しています。まさにその通り。
ただし、最後の部分は私の意見と少し違うところです。
福本さんは「日本までが米国第一主義をとることはない」と主張していますが、これは「日本の方が安倍政権誕生の初めから米国第一主義をとっている、言わば先輩」だと思っています。
何度も言いますが、決してTPPが良いものであり推進しなければならないとも思ってはいませんが、トランプの行き方はそれを是正するものではなく、かえってアメリカの立場を悪化させ世界情勢を混乱に落としてしまうものであり、認められるものではありません。
日本政府もトランプの顔色を伺うような真似はせず、きちんと対して欲しいものですが、これは無理か。
ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170128/ddm/005/070/048000c#csidxd24edee265b56248fdb5c5a36173716
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