爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

一見、良いことをやっているようだが、何か引っかかる「アレルゲン除去の給食」

食物アレルギーを持つ人が多くなり、特に子どもに多数出ているようですが、そのアレルゲンを除いた給食を実施し、「皆同じ給食が食べられる」と報じたニュースがありました。

news.yahoo.co.jp

一見「良いこと」のように聞こえますが、何か引っかかるものを感じます。

 

アレルギーを引き起こす食品はいろいろとあり、卵、牛乳、小麦などは対象者も多いでしょうし、中には少量で激しい症状を引き起こし命に関わるソバなどの場合もあります。

そのため、給食を食べられずに弁当持参といった対応を取らざるを得ないことも良くあるようです。

そういったアレルゲンを除いて給食を作れば皆食べられるようですが。

 

しかしこのニュースの例を見ても対象食品は非常に多くなっています。

アレルゲンを含む28品目を使わないとか。

それらをすべて除いていったらどのようなメニューになるのか。

メニューは「魚と豆の甘辛和え」など5品で、青魚の代わりに白身魚、そして小麦粉の代わりに米粉を使って魚を揚げました。

また、パンの代わりにご飯、牛乳の代わりにみかんジュースを提供します。

ここで代替と言われている米、かんきつ類もアレルギーとなる人は少ないながらもいます。

それは無視する?

 

食品についての問題点というものには、アレルギーだけでなく栄養上、微量含有される有害物、そしてもちろんコストも関わってきます。

よく「何々が体に良い」という話を聞いてそればかり食べ、それで身体を壊すという事例もあることです。

それを防ぐには偏りなく、色々な食品を食べることが必要です。

 

報道したニュースは「皆同じ給食を食べられる」と好意的な姿勢で報じたようですが、ことはそれほど簡単なものではないように思います。