爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

合計特殊出生率1.20、過去最少と焦った末があの子育て支援法か。

昨年の合計特殊出生率が1.20と過去最少となったと報道されました。

www.nikkei.comこのままいけば人口急減になると大慌てのようです。

 

少子化対策といえば何でも通るかのような改正子育て支援法成立でした。

news.yahoo.co.jp名前だけ「支援金」としてあたかも増税ではないかのように装うというものですが、それよりもその内容が児童手当などの金のバラマキにすぎず、これが少子化対策になるというのも短絡的思考でしょう。

いかにも「金がすべて」の政治家たちが考えそうなことです。

 

そもそも少子化に向かうというのは、「このまま人口増が続けば大変なことになる」ということを人々が感覚として受け取りそれが行動に現れているのではないでしょうか。

それに気が付けずに際限もなく産み続けている一部の地域の方が異様だとも言えるかもしれません。

しかしそういったところの方が正常だと思い込み、そちらに合わせければならないという異常行動を取っているのが政治や社会の大勢のようにも見えます

 

まあ、今回の児童手当などの増額ということもほとんど効果はなく、さらに子供が減少する傾向は続くでしょう。