爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

絶滅しかけていた新聞の鉄道輸送が復活?とはいっても号外だけとか。

「新聞の鉄道輸送」なんていっても知らない人が多いでしょう。

昔々、私が高校に通学していた頃は郵便車併設の列車があり、そこに新聞も載せていたようなことがありました。

各駅で荷物扱いをするのですが、そう簡単に終わるはずもなく少しずつ時間が遅れ気味になっていたものです。

 

それが新幹線で復活というニュースです。

trafficnews.jpとはいっても新聞の「号外」だけ。

読売新聞の印刷工場が九州新幹線新鳥栖駅のすぐそばのようで、そこから新鳥栖駅に運んで積み込み、博多駅まで運ぶだけのようです。

 

学生時代には東京にいた経験はありますが、あの新聞の号外というのは貰った覚えがありません。

テレビニュースで都会の駅前で配っているという映像が流れることはありますが、田舎暮らしの今では全く縁のない話になってしまいました。

 

しかしコロナ禍で新幹線の営業成績が低下したためか、荷物も載せましょうという話があれこれ出ています。

ものになっているのがあるのかどうか、その後の様子なんていうものはニュースにはなりません。

いくら格安サービスとはいってもかなりの運送費は取るでしょうし、駅間は速くても駅での積み下ろしかた駅からの配送は手間がかかり、さほど良い条件ではないはずです。

本当にやるのなら荷物車を併結し、積み下ろしも自動で数十秒で完了というような体制を整えるべきですし、それなしの人力頼りなどでは大したことにならないのはもちろんでしょう。