最後に手持ちのレコードの中で日本語の歌その他です。
この連載(3年がかりの)の最初の方ではハイファイセットの1枚だけ紹介しました。
レコードをよく買っていたのは高校大学の頃ですが、最初の頃は洋楽ばかりで日本の歌手というものに少し拒否感もあったのか、聞くこともなかったのですが、前にも書いたようにハイファイセットの「海を見ていた午後」を聞いて興味をひかれるようになりました。
その後、ハイファイセット、そしてその歌を作っていた荒井由実の曲を聴くようになったものです。
ハイファイセットはその後も長く聴き続けましたが、色々あって活動停止。
山本潤子さんはソロでも活躍していましたが、最近は噂も聞こえなくなりました。
荒井由実(松任谷由実)さんは今でも圧倒的な存在感ですが、最初から独特の雰囲気でした。
次々と時代を引っ張るような曲を作り続けていたというのはすごい才能だったのでしょう。
レコードとして持っているのは2枚だけ、その後はカセットテープやCDで買っていきました。
ただ独特の雰囲気と言っても声はきれいとは言い難く、歌も上手いわけではありません。
同じ歌を歌っていても山本潤子さんとは比べられないのですが、それでもそれ以上の価値があったということでしょうか。
もう一人、レコードで持っている日本の歌手では大橋純子さんがいます。
その圧倒的な歌唱力には圧倒されますが、その後テレビでも見かけることがあり、あの小さな体でよく声が出るものだと感心しました。
その後、カセットテープやCDとしてはサザンオールスターズ、米米CLUB等々日本語の歌もよく聴くようにはなりました。
最後に、音楽ではない変なレコード。
レコードをよく買っていた高校大学時代にはもう一つの趣味、鉄道も最高潮でした。
ちょうどSLの最終時期に当たり各地にSL写真撮影に行ったものです。
こういった蒸気機関車の走行音のレコードというものも何枚か買いました。
ナレーションも入らず、もちろんBGMもまったく無し、ただただ蒸気機関車の走行音だけが延々と録音されているというものです。
まあさすがにもう聞く気にもなれず最近はレコードをかけることもありませんが。
以上、持っていたレコードのジャケット写真から、思いつくがままに記してみました。
(おわり)