3年前の2020年、昔買って聞いていたレコードのジャケットの写真を撮ってそれにまつわる思い出を書くと言ったことを5回続けていたことがありました。
その最後には「さらに続く」としていたのですが、それをすっかり忘れて続きが無いままとなっていました。
今さらですが、その続きの「その6」を書いてみたいと思います。
レコードを買っていたのは中学生くらいから大学卒業まで。
大学を出て会社に就職したら熊本勤務となり、独身寮に住むということでレコードプレイヤーも送らずにカセットデッキだけとなってしまい、自然とレコードを買うこともなくなりました。
その後、結婚しアパートに住むことになったのですが、その頃にはすでにCD化が進み始めておりもはやレコードそのものが無くなっていくことになりました。
上の「その5」では主に大学生の頃、色々と趣味を広げてちょっと変わったレコードを買っていたというところで紹介したものです。
さらにその方向で紹介していきます。
ジャズ趣味が広がっていきましたが、イージーリスニング系にも興味をひかれ、ボサノバといったものも聞くようになりました。
流行っていたのはセルジオ・メンデスとブラジル66といったところで、そのレコードも買ったのですが、それに飽き足らずに探し出したのがポール・デスモンドのものです。
ポール・デスモンドはこれらのボサノバ風のものよりは、デイブ・ブルーベックのグループにいた時に大ヒットしたテイク・ファイブの方が有名でしょうが、これらの曲も今でも耳にすることがあり、捨てがたいものと思います。
またボーカルものではずっと興味をひかれていたフランスのシャンソンのものも聞いていきます。
なにしろ、大学入学時に第二外国語を何にしようかと思った時に、シャンソンの意味が知りたいと思ってフランス語を取ったほどですので。
ジャック・ブレルのこのレコードの中で「そよ風のバラード」というのが「瀕死人の歌」だということを初めて知りました。
ジルベール・ベコーも聞いたことのあるメロディーが多く、これがベコーの歌だったのかと納得するものが多かったようです。
(またさらに続く かも)