爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

MRI検査受診体験の記

足の痛みが長引いているので、整形外科を受診したところ、病因を確かめたいということでMRI検査受診を勧められたのでやってきました。

紹介された総合病院へ予約の時間に参上。

すると金属類はすべて外し、診察着に着替えるようにとのこと。

 

入れ歯にインプラントがないかとか、手術歴はどうかとか、入れ墨はないかとか、とにかく金属類が入るのは絶対に防がなければならないようです。

それもだめですねと指摘されたのが結婚指輪、もう10年以上も外してなかったので少し太ったのか指が太くなり外すのに少し手間取りました。

 

それから最後に眼鏡とマスクも外し検査室の中に入るとトンネル状の穴の前にベッドがあるような装置があり、そこに横になってくれとのこと。

 

横になると30分くらい動かないでくれと言われ、音がすごいからと耳栓をされその上からヘッドフォン。

そのまま目をつぶっているとベッドが動きトンネルの中へ。

すぐそばに壁が迫りこれはやはり閉所恐怖症の人には耐えられないだろうと納得。

 

検査が始まると耳元でガンガンとすごい音が鳴ります。

耳栓をつけてあれですから、なければ耐えられないほどでしょう。

それも、パターンが色々とあり、杭打機程度にガーン・ガーンと連続する時もあれば、機関銃のように短く連続する時もあり様々です。

 

しかし慣れというのは怖ろしいものでその大きな音も徐々に気にならなくなり意識が遠くなってボーッとしてきます。

すると足も手も長く伸ばして寝ているはずが、なぜか足を組んで手は頭の近くにしているような感覚がしてきました。

そんなはずはないのに、右足の重さが左足に感じられます。

変だ変だと思いながらもまた意識がボー。

その内に女性の顔が。

なんと中学時代の同窓生で初恋の人の面影です。

中学卒業以来まったく顔を合わせることもなかったので、あの頃の若い顔です。

もしも生きていれば(そう言わなければならない年になりました)私と同じ老年のはずですが、そんな顔は想像もできず、あの頃のままでした。

 

そんな状況のまましばらくすると音も止まり、ベッドがスーッと動いてトンネルから解放、お疲れ様終了ですという声をかけられても、頭がすぐには回らず起きることもやっとでした。

 

結果が出るのは数日後ということですが、果たしてどのようなものでしょうか。

治療にうまくつながるような結果であれば良いのですが。