爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

八代市立博物館の春の企画展「博物館でお花見を」

八代市立博物館の春の企画展「博物館でお花見を」を見てきました。

www.city.yatsushiro.kumamoto.jp

博物館所蔵の絵画や着物の中で、絵柄に桜を描いているものを選んで展示しているものです。

 

 

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この博物館の所蔵品は八代城主であった細川藩家老の松井家のものが多いのですが、今回のものもその一部のようです。

絵画もですが、和服の柄として取り入れられた桜の花は華やかなもので、春の装いとして松井家の女性たちが着たものなのでしょうか。

 

併設の展示で、八代妙見宮に奉納されていた絵馬がありました。

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江戸時代後期以降のものが残っているようで、こちらは有名無名の画家たちに町内の町人や農民が依頼して書かせ、奉納したもののようです。

それでもけっこう本格的な絵のように見えます。

 

たまにはこういった歴史的な文物を見るのも良いものです。