ソーラー発電が人類の希望のような幻想が振りまかれていますが、その最大の弱点が「昼間しか使えない」ことだということは誰でも知っていることです。
しかし「夜間ソーラー」実験成功などと言う文字を見ればおやっと思うかもしれません。
ニューズウィークの記事はその期待にどれほど応えるのでしょうか。
太陽光で温められた地表からは、夜間には熱が放射されます。
その熱を捕らえて発電してやろうという「画期的」な実験がオーストラリアの研究チームで「成功」したというものです。
しかしその規模は太陽光発電の10万分の1だということです。
なんじゃそりゃ。
おもちゃにもならない。
今後の研究開発次第では太陽光発電の10分の1程度までは上がる可能性もあると称しているようです。
現状の太陽光発電でも実際には人類のエネルギー需要を賄えるかどうか疑問なのに、それよりはるかに低いレベルが到達点ではどうしようもないでしょう。
またも「注目を集めて研究費が集まるのを期待」するだけの研究者根性が見えるだけのものだったようです。