爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

香港は民主派排除、もはや中国にとって存在価値がないのか。

香港の議会にあたる立法会の民主派議員の資格剥奪に抗議しすべての民主派議員が辞表を出してしまい、立法会には民主派がいなくなりました。

mainichi.jpアメリカの混乱、その他諸国もコロナ禍で何もできないことを好機としたのかもしれませんが、一国二制度という幻の制度は完全に消え失せました。

これで欧米から非難を浴びたところでどうせ何もできないとたかをくくったか。

 

徳治ということも知っているはずの中国ですが、やっていることは春秋戦国時代の楚や秦のように武力に物を言わせて力でねじ伏せるという姿勢が明らかです。

 

しかし、秦の始皇帝に命を懸けて反抗した人々も数多く、燕の荊軻のように一撃に全生命をかけて始皇帝の命を狙った人も居ました。

荊軻 - Wikipedia

小国と言えど、一矢を報いることに賭ける人々も居ることは歴史を学べば分かることでしょう。

中国も「歴史に学べ」ということを人に言うばかりでなく、自分でもきちんと勉強してもらいたいものです。