安倍首相の連続首相在任期間(この「在任」を変換しようとするとどうも「罪人」がしつこく先に出てしまう)が佐藤栄作を抜いて一位になるそうです。
最初からおかしいおかしいと思っていたので、よくこれだけ続いたものだと呆れていますが、最近かなり体調がおかしいという観測もあり、一時あったような掟破りの4期目はほぼ無く、次に誰がなるのかの方に興味が移っているようです。
折も折、野党再編の動きもありますが、マスコミでは「これでも政権を担う体制はできない」といった話も出ています。
当たり前じゃんと思うような意見ですが、一応言っておかなければならないというところでしょうか。
次期首相に誰がふさわしいかという調査では石破が一位とか。
まあ人気投票で決まるわけではないのが日本の首相なのでどうなるかは分かりませんが、誰がなったところで(たとえ野党であっても)基本的に政策が変えられるとは思えません。
アメリカ盲従、景気対策第一、公共事業で景気浮揚、原発再稼働、米軍基地整備継続といった政策では別の方針を取れる人が政権を取る可能性はほとんど無いでしょう。
その他の細かい政策では多少選択肢を広げられる可能性はありますが、結局は「ほとんど同じ」
せいぜい「ちょっと清潔そうな安倍政治」以外のものになることは無いでしょう。
まあその「ちょっと清潔」すら求めることができなかったのが安倍政権でしたので、そこだけでも少しは良くなるのかもしれませんが。
ただし、「もっと不潔な」になる可能性のある後継候補も居るのが事実でしょう。
コロナで一気に足元を崩されたかのような安倍政権ですが、もともとひどかったということは忘れてはいけないことです。
それをきちんと炙り出すことがなければ、次に「少しマシ」程度の政権を作ることすらできないでしょう。