爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

新型コロナウイルス感染者増加、埼玉など危機感が高まる

東京で100人以上の感染確認が続いていますが、医療機関の状況は余裕があるとして営業自粛等の対策再開は求めないということになています。

都知事選が終わったので、いきなり態度を変えるのではと思っていたのですが)

 

しかし、埼玉県など東京近隣の県での状況はかなり危なくなってきているようです。

www.pref.saitama.lg.jp

1週間で100人以上の新規感染者というのを目安としていたようですが、それはすでに越えました。

 

「夜の繁華街で、感染対策をしていない店は利用しない」などということも言われているようです。

 

しかし、この「感染対策」なるものが本当に効果があるのかどうかも怪しいものです。

大抵の場合は、従業員はマスクやフェイスガードを装着、アルコールなどによる消毒を頻繁に行う、換気を十分に行うといったものでしょう。

これで十分に感染防御できるかと言えば、難しいのではないでしょうか。

何より、最高の知識を持ち対処しているはずの病院で医師や看護師が感染してしまうということから見れば、このウイルスの感染力はよほど強いということでしょう。

素人が時々アルコールで拭いたりする程度では気休めとしか見えません。

 

ところが、先日の休業要請での経済的損失の大きさには国や行政は十分に身に染みてしまったのでしょう。

もう絶対に休業はしないという姿勢がありありと見えます。

ある程度(病院が一杯にならない程度)の感染者発生はもはや黙認するつもりなのでしょう。

特効薬がいまだに出てこない状態では、重症化すれば非常に危険ということです。

トランプやボルソナロのように、いくら重症患者が死んでも「大丈夫」と言い続けるだけの面の皮の厚さがあるかどうか。

 

これでさらに「GOTOキャンペーン」とやらも予定通り実施の構えとか。

誰がそんな観光キャンペーンに乗って旅行をするのかと思いますが、やはり若年層にはそういう人も多いのでしょうか。

また観光地で他県からの観光客に石が投げられるような事件が頻発するかもしれません。

 

(追記)

本日の東京での新規感染判明は200名以上となりました。

相変わらず、「ほとんどが若年者で重症者も少ない」から大丈夫と主張しています。

しかし、東京のホストクラブやキャバクラの従業員で「家に帰れば祖父母と同居」などと言う者が居るでしょうか。

おそらくほぼ一人暮らし、普段は仕事以外は他の人間とも交わることもないでしょう。

こういった人間でも地方の実家に帰ればおそらく父母、祖父母が待っているはずです。

野放しにして帰郷させれば高齢者に感染が広がり重症化するのも目に見えています。

いよいよトランプ化してしまうのか。