渡辺宏さんの「安心?!食べ物情報」で、「合成添加物不使用」と謳って販売していたウインナーソーセージに実はリン酸3ナトリウム水溶液が使われていたとして、消費者庁と公取委は福岡市の生協グリーンコープに措置命令を出したという件が詳述されていました。
http://food.kenji.ne.jp/review/review958.html
渡辺さんは実は以前は別の生協のバイヤーをされていたということで、生協などの組織運営にも詳しく、今回の事件は「グリーンコープは何も分からずにやってしまった」としています。
コープの担当者などは、ほとんど商品知識もなく業者に言われたまま鵜呑みにするばかりだとか。
そして、業者側も別にコープに聞かれなければ何を使ったなどということを持ち出すことも普通はないようです。
まあ、渡辺さんも書いているように『「無添加」だの「無農薬」なんていうものはだいたいその程度のもの』だそうです。
記事の中には「リン酸3ナトリウムというものはどういうものか」とか「消費者庁の出す措置命令とはなにか」ということまで詳しく書いてありますので、参考になります。
それ以外の話題としては、
「またも懲りもせず奈良で鶏刺しからカンピロバクター感染の集団食中毒」
「モスバーガーが店内全部で禁煙へ」
といったものが取り上げられています。
日本人の生物好きというものはどうにも困ったもので、多くの食中毒の原因となりますが、なかなか止みそうにありません。
これを書いておられる渡辺さんは癌闘病生活中だそうです。くれぐれも無理をせずに治療していただきたいものです。